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『日記』「貴乃花親方・突然の退場!」 9/25

『日記』「貴乃花親方・突然の退場!」9/26

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 9月25日、日本相撲協会に「引退届」を提出した貴乃花親方(46)は、都内で行われた会見で無念の思いを語った。1時間半に及ぶ会見を見ていて、彼は『義の人』・『理念によって生きる人』・『武断の人』だと感じた。

 「引退」の理由として以下の点を挙げた。
 弟子の貴ノ岩が横綱日馬富士に暴行された際の対応を巡り、協会と相いれない溝を感じた貴乃花親方は被害届を警察に出し、その後内閣府へ告発状を提出。別の弟子の不祥事により告発状は取り下げたが、その後協会から告発内容の取り消しを求められた。8月に協会から、「告発状は事実無根に基づくものと結論づけられた」との書状が届く。7月協会は全ての親方は五つある有力一門のいずれかに所属しなければいけない、という新しい規定を設けた。貴乃花は無所属、どこかの一門に入らなければ部屋の存続は無い。そして一門に入る際に「告発状が事実無根であった」と認める踏絵を踏むことが求められた。告発状の正当性を主張する貴乃花は運命の岐路に立った。信念を曲げてでも協会で生きてゆくか、己の信念を貫くか、人生の岐路に立たされた。そしての決断!貴乃花親方は「引退届」を出し、弟子・部屋を手放し自身の引退を表明した。

 最近のスポーツ界におきている不祥事・パワハラ・セクハラ・暴力事件。殆ど内部告発によるものだが、事件の究明のための「第三者委員会」が設けられる。この暴力事件では協会は「第三者委員会」は設けなかった。その為貴乃花親方は警察に被害届を提出。それは協会の穏便平穏主義と相いれないものだった。貴乃花親方の間に溝が生まれる。当時暴力問題が起こっていた協会と近代化を進めたい貴乃花親方の間に出来た溝は埋まることなく、むしろ協会の秩序を乱すものは排除する方針が貫かれたのだ。罠が仕掛けられた。

 人は生きてゆく上で様々な岐路に立たされる。自己の信念を曲げなければ生きられないところに追い詰められた人間はどうするだろうか?もし己だったらどうするだろうか?多くの人のように妥協してしまうだろう。己の弱さを恥じつつ英雄を仰ぎ見るしかないだろうか?

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  1. 2018/09/26(水) 18:00:46|
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