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私の見た映画・美術・

映画・美術・イタリア旅行の紀行文の紹介です。

『2018年映画』「カメラを止めるな!」 9/1

『2018年映画』「カメラを止めるな!」8/31 9/1

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「カメラを止めるな!」は6月23日、しかも都内の小劇場からの公開だった。口コミ、SNSで評判が広がり、TOH系が全国上映するにあたって一大ブームを巻き起こしていった。見なくては批評も述べられないと映画館に足を運んだが、当日全上映時間完売!その後ネットで予約情況を見たが、全日完売が続いた。8/31、やっとTOHO日本橋で見ることが出来た。
 
 さて、映画はどうか?残念ながら私の趣向に合わぬ映画である。ゾンビに元々興味がなく、俳優たちの演技、道具仕立てに興覚めしていった、、、だが、作の後半、役者たちの熱のこもった演技に、見ている者を引きずり込む力があった。学芸会と馬鹿にしていた私も後半引きずられ、心が熱くなった。*
 *シラケて見ていた私がだんだん映画に引きずられていった。そこのところは、この映画がファンに受けているところか?ゾンビ    映画を一生懸命に演じている役者の熱意を感じたこと、もう一つこの映画の全体構造の面白さである。後で触れる。      

<ゾンビ映画を撮影している>
争う男と女.監督

 自主映画(低予算)の撮影隊が山の中の廃墟で、ゾンビ映画の撮影をしていた。そこへ本物のゾンビが襲ってきて、37分のワン・カットナマ中継のゾンビ映画が展開される。

<もっと、本物の恐怖を!と叫ぶ監督>
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 自主映画の低予算の撮影隊の監督は、スタッフの俳優たちに「もっと本物が欲しい」本物の恐怖が欲しい」と俳優に迫っている。本物の生き方をしていない俳優には「本物」がわからないとも叫んでいる。

<テレビ局のお偉方>
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そこへテレビ局から持ち込まれた企画は、「ナマ番組で、ワン・カットで、一時間のゾンビ映画」の撮影だ。その条件では誰もが出来ないと拒否をする。自主映画に不満を持っていた監督だけが引き受け、逃げていた撮影隊もだんだんゾンビ映画の撮影に引き込まれて行き、みんなゾンビと化してゆく。このドタバタ的なカットが皆さんは面白かったのか?

 「ワン・カット・オブザ・デット」というワン・カットのゾンビ映画を見せた後に、製作の裏側を見せる趣向になっている。この映画の面白さは、何重にもなった映画の構造と、映画を作っている舞台裏の面白さにあるのではないか。いや、ゾンビが好きだという若い人が意外に多いのかしら?

<監督 上田慎一郎>
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<脚本・監督> 上田慎一郎
<キャスト> 濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長尾和彰、細田学、市原洋、山崎俊太郎、
         大沢真一郎、竹原芳子、吉田美紀、会田純奈、朝森咲希奈、秋山ゆずき、
         山口友和、藤村拓矢、イワゴウサトシ、高橋恭子、生見司織



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  1. 2018/09/01(土) 15:58:06|
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