私の見た映画・美術・

映画・美術・イタリア旅行の紀行文の紹介です。

『日記』「それでも憲法9条改正に反対する」 10/19

『日記』「それでも憲法(9条)を守る」 10/19
 
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 改憲勢力が3/2以上の大勝とマスコミに囃し立てられて、10/16(月)自民は臨時国会で「9条改正案」を提示するという。いよいよ、改憲だ!戦後70年の終幕の始まりか!
 10月22日の投票日まで3日だ。以下各政党の憲法に対する立ち位置を示す。
・「9条改正」を積極的に推進しているのが    =自民・維新・こころ=(307)
・他の項目で改憲といっているのが        =公明・希望・=  (90)
・憲法改正―特に9条絶対に反対         =共産・社民 =  (20弱)
・安保法制(集団的自衛権の行使)下の9条反対  =立憲民主   =  (33)
 自公で3分の2(310)を獲ると言っている。改憲に反対と言っているのは、立憲・共・社・無所属の元民進で3分1=156に遠く及ばないだろう。

 なぜこんな事態に陥ったか?自公に対して、野党が立憲・共・希と乱立しては勝てないのだ。小選挙区では自公に対して野党が共闘して一本化して戦わなければ勝てないのは自明の理と言われた。ましてや、希望が与党と野党の間に立って曖昧な態度では勝利はない。そこに共産と連合の対立が絡めば共闘は覚束ない。選挙直前の民進の解体と希望への吸収、立憲の創立、民進大物たちの無所属への流れでは「共闘」を構築する余裕がなかった。北海道とか新潟とか宮城など「野党共闘」の実績のあるところでは、共闘が進んでいるが。全国の自公・希・立・共・社・維が全部出揃っている選挙区を見て、ため息をつく。

 憲法改正のかかった今回の選挙では改憲に「ノー」の立憲民主・共産・社民に投票をお願いしたい。選挙後は政界再編が行われると予測されるが、(希望からの憲法問題への不満)何しろ「野党共闘」の地道な構築が課題だ。強力な自民に勝つためには野党が乱立していてはダメだ!

 憲法9条の平和主義・基本的人権・民主主義は、第2次大戦で日本国民が多大な犠牲を払って勝ち取った貴重な財産だ。9条のお陰で戦後70年は戦争が無かったし、戦死もいなかった。私は少年時に戦争の悲劇・アジアの人々への非道な加害を聞いて育った。みなさん!阿部自民が勝てば、日本は一変します。反改憲派の立権か共産か社民に入れて下さい。
2017.10.19

2017.10.20
民進党の解体の中ーリベラルの混乱の中で、枝野が立ち上げた「立憲民主党」を応援したのは共産だった。一番すごいことは立憲の主要メンバーの立候補に対して、立候補を取り下げたことだ。共産は「野党共闘」・将来の野党再編を睨んでの布陣を考えていた。その為、共産の当選者が減少する恐れが出てきた。「民主」側がお返しをする番だ。

  「小選挙区は立憲・比例は共産」

 こういう心づかいが明日の「野党共闘」の無限の可能性の展開を示している。。



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  1. 2017/10/19(木) 04:37:13|
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『美術/音楽/舞台/読書』「河瀬曻展ー目と手のちょっと先へ」 ~10/15まで 10/12

『美術/音楽/舞台/読書』「河瀬曻 展」(目と手のちょっと先へ)せんびゃく堂画廊10/15まで。10/12

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*前回(2015年10月「今、人はどこへ向かうのか」)おさらいしておく。

「状況の混沌・世界の流動化――そういう中で自分はどう生きるのか」
氏はそれぞれの問いをイメージ化して作品として見事に形象化した。
① 「白い傘の少女」見知らぬ街に迷い込んだ少女はボスやブリューゲルの16世紀のネーデルラント絵画の世界であった。
➁「ある日曜日の朝」の現代都会の交差点のシュールな風景であった。
③ 「歩む人々―1.2.3」④ 「海に引き寄せられた人々」⑤ 「川を歩む人々」

私には面白かった。氏の作品化・形象力に舌をまいた。スケールの大きい構想で河瀬ワールドが組み立てられていた。なお氏は自己の内面の動きを常に探っていた。
今回の展覧会では自身の想い出の記憶に遡(さかのぼ)った素描が中心である。故郷・滋賀県「長浜曳山祭り」の「子供歌舞伎」である。「長浜曳山祭り」は初めて聞く祭りであった。氏がこれをどう取りあげているのか、作品の世界とトークでの見解を紹介しよう。
(*「曳山祭り」については、頂いた曳山博物館のパンフを参考にした。)

ユネスコ無形文化遺産の登録を記念して、「滋賀県長浜の曳山(ひきやま)祭」が2017年4月15日に行われた。長浜八幡宮の春季大祭の多彩な行事である。
① 長浜城主であった羽柴秀吉が長年待ちわびた男子の誕生を喜んで、町に砂金を与えた。町
ではその資金を基に「動く美術館」と言われた12台の山車(だし)を作って八幡宮に奉納した「十二基(き)の山車の行列
➁ 秀吉は戦乱で荒廃した長浜八幡宮を再興し、八幡宮ゆかりの源義家の前九年・後三年の役の凱旋の様子を偲んだ長刀(なぎなた)組の行列=「太刀(たち)渡り」(武者行列)で祖先を偲んだ。
③ 「子供歌舞伎」の奉納。
④ 「太刀渡り」の山車や「長刀組」も「子ども歌舞伎」も10歳~4歳の子供が主役。「子供・若衆・中老の三世代がお互いの立場を尊重し、永きに渡り引き継がれてきたのが長浜曳山祭りの真骨頂だ」とパンフにある。奥が深い言葉だ。子供狂言の担い手は4歳~12歳までの男子。(歌舞伎は男子が女形(おやま)として演じるのが伝統。)町場の男子が4~5歳になった春休みの3月20日頃から朝・昼・晩と、4月12日まで毎日厳しい稽古が繰り返される。狂言の役者は子供。振付・太夫・三味線を三役と言い県外から招聘していたが、地元での三役修業塾が出来て子どもたちに教えるようになった。「無邪気な子どもたちが山組の若衆に見守られる中、1ゕ月足らずの間に、多くの観客を魅了する歌舞伎役者に育っていく。
⑤ <演目・脚本>歌舞伎台本の内容と同じ。
「本朝弐四孝」「紅葉狩」「伊勢音頭」「モーツァルトの「フィガロの結婚」を歌舞伎化した喜劇」⑥ 曳山祭りが秀吉の長浜城主時代から続いていたそうだが、京都の豊国神社は秀吉が死ぬと家康によって取り壊され明治になって復元とある。曳山祭りは江戸時代に弾圧されなかったか?歴史を探りたい。

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河瀬さんは毎年故郷の曳山祭りに出かけて少年時の記憶の中に漂った。町中に残った「昔の街並みや無心に遊ぶ子供、日常の一隅に己の原風景」を捉えようと素描を試みた。
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(視点を変えて、ある画家の独白?)
絵が画けなくなった。何だろう?、、、体を動かしてみる、筋トレの心算(つもり)で素描に向かう。素描も昔少年時に無心で遊んだように、対象を写し取ろうと手を動かした。頭の中で作ったものをこねますより、素描の方が体にぴったりしている感じだ、、、少年時の記憶が蘇ってくる。過去は否定しないで積み上げてゆく。ひたすら素描を重ねる。それは生きる感覚につながるようだ。

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曳山祭りの「子ども歌舞伎」にであった。毎年春には長浜曳山祭りに通っている。昔懐かしい情感が沸いてきた。今回歌舞伎狂言の舞台を描かせてもらって、私は昔これほど身近に狂言に没入しただろうか?昔は素通りして東京に行くことばかり考えていたのではないか?素通りした故郷、街中の風景、寂れた小路の風景に今立っている。

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写真を撮って描かせてもらうと、描くのも大変なことだと解ってくる。歌舞伎の衣装を着て化粧した少年が立派な色気のある腰元になっているのだ。舞台での主人公の腰元の目の位置・手の動きの意味を考えるようになった。

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着物や帯の柄や色合いも考え抜かれていて深い味あいを出している。背景の柱や襖絵も、職人が一生ものの仕事をしている事が分かってくる。こちらもそれをしっかりと描かないと叱られそうだ。



  1. 2017/10/12(木) 13:01:27|
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『日記』「陰謀・裏切り・非情な闘い=現代政治政争史」 10/4

『日記』「陰謀・裏切・非情な闘い=現代政治政争史」10/4

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<前原氏、民進分裂「全て想定内」!>
民進党の前原代表は、枝野元官房長官が「立憲民主党」を旗揚げし、結果的には民進党が「希望の党」と「立憲民主党」に分裂したことについて、「全て想定内だ。政権交代可能な状態を作らないといけない。自分の判断は正しかったと思っている」と強調した!これは何だ!  
27日前原代表は新党「希望」に事実上の合流を目指し、安倍1強を倒すためにあらゆることやると宣言した。*これに民進のかなりの部分が乗った。ところが[希望]は「民進」を選別・振るいにかけた。(リベラル狩りである)踏絵を踏んだ旧民進出身の「希望」と枝野の「立憲民主党」と選挙に強い「無所属」(保守系の民進の大物たち)に分かれた。前原のやったことは「民進」の解体である。確信犯である。阿部の姑息な解散から小池劇場の開幕、さらに民進の解体と、日本の政治は激動期に入った。
 前原と小池の共同作戦による「リベラル狩り」「レットパージ」は安保法制などの市民運動に対するパージであり弾圧である。(市民運動の政治的依拠の一つだったから)憲法9条・自由・民主主義の危機がそこまで来ているのだ。反動に抗して出来ることをしょうではないか!

 *前原提案に乗った「民進」はどういう精神状態にあったか?もっと波乱があると外からは思えた。「アベⅠ強を倒すためなら何でもやる」という悪魔の神託に乗るほど切羽詰っていたのか?民進党の議員さんに語ってもらいたい。

 政治家が選挙になると異常な心理状態になることが痛切に分かった。議員で無くなれば
「ただの人」と言われるが、その意味がよく解った。

しばらく政治のドラマを見ていよう。


  1. 2017/10/04(水) 22:42:59|
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『日記』「リベラル派の結集なるか――<立憲民主党>の創立」 10/3

2017年『日記』「リベラル派の結集なるか――<立憲民主党>の創立」 10/3

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10月2日(月)、民進党の枝野幸男代表代行が新党「立憲民主党」の立ち上げを表明した。参加者は民進前職、元職、新人で、リベラル系の受け皿となる。参加を表明しているのは民進党から長妻昭氏、赤松広隆氏、菅直人氏、辻元清美氏、海江田万里氏などである。ひとまずほっとした感がある。「リベラル派の排除」はレットパージであり、「踏絵」を踏ませるに等しい行為である。これは多くの人々の心に傷(ルサンチマン)として残った。師匠格の細川元首相さえ「選別、こざかしい」と批判的だ。

 「立憲民主党」の立ち上げは、リベラル派の拠り所になるとほっとした。一昨年の安保法制反対闘争の担い手で重要な役割を果たしたのが市民運動だった。「総がかり行動」「1000人委員会」「SEALD s」「ママの会」「学者の会」その他数人のグールプを入れると無数の市民の運動だった。民進のおかしな発言にヤジが飛ぶ自由な雰囲気があった。「前原民進」の非共産=非野党共闘路線に対して、「野党は共闘」「野党は市民と共闘」のコールが叫ばれた。枝野氏の「立憲民主党」の立ち上げに市民運動が一役担っているといえる。又、これから担わなくてはならない。候補者全員の当選に力を出してゆこう。それにしてもSEALDsのような若手の運動が欲しい。彼らの行動力・発信力が欲しい。

 自民の衆院選での重点項目が2日発表された。①北朝鮮対応➁アベノミクスの加速③生産性の向上④保育・教育の無償化⑤地方創生と災害復興加速⑥憲法改正―の六本柱である。自民が改憲を重点項目として前面に掲げたのは初めてである。そこまで歴史は迫ってきているのだ。いよいよ闘いが始まる。決して負けられない。70年、戦争の遺産で保たれた「平和」を守れるかどうかの戦が始まるのだ!



  1. 2017/10/03(火) 18:03:21|
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『日記』「リベラリズムの危機ー憲法9条はどうなる?」 9/30

2017年『日記』「リベラリズムの危機―憲法9条はどうなる?」    9/30

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 この一週間小池ドラマによって舞台は2転3転して、リベラリズムの危機という最悪な時を迎えた。9月27日(水)ご存知のように「民進」は新党「希望」への事実上の合流を目指すことを決断した。代表前原の提案を両院協議会で彼に一任した。ところが希望側(小池)では①元総理経験者はダメ➁安保法制に賛成しない人はダメ③改憲論議に賛成でない人はダメと言いだした。リベラル派には高いハードルで待ったを掛けた。2015年の安保法制では民進は党を挙げて反対闘争を組んだ。左派魔女狩りは民進の当事者たちに大きな衝撃と苦渋を与えた。小池という政治家は安倍と同じ極右ではないか?リベラル派は議員であることの存在意義を問われた。
 事は簡単ではない。小池は維新とも組もうとしている。例えば同じ選挙区で長年維新と争ってきた民進候補を希望側がどうするか?希望を断ったら維新候補は小池の勢いを得て民進を潰しにかかるだろう。政治家にとって「議員」が生命線なのだ。リベラル派で鳴らした議員にとって苦渋の選択を迫れている。

 希望との合流を受け入れた民進政治家に疑問を持つ。色々な政治家がいるのに、と。解散間近で党全体が喪失状態に陥っているのか?だからマジックにかかってしまったか?なぜ「リベラル派」で野党共闘をして頑張れないのか。私にとって「9条=命」であり、戦後民主主義・平和・平等は生命線だ。今、この国において大切な時期にきている。阿部と小池の時代に信念を貫こうとすれば―命を取られる情況に在るのだということを、大げさではないのだと言いたい!



  1. 2017/09/30(土) 22:45:03|
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